映像メディア学研究者の馬定延との往復書簡。馬からの最後の手紙は、作品における「出来事とその記録」の関係性をめぐり、作家、キュレーター、参加者、観衆の関係性をふまえ、そこで開かれ得る可能性を問う。
田中功起
連載 田中功起 質問する 18-4:馬定延さんへ2
映像メディア学研究者の馬定延さんとの往復書簡。田中からの二通目の手紙は、ベルリンでの最新プロジェクト(イベント)を紹介しながら、映像の「展示」と「上映」をめぐるある視点について綴る。
連載 田中功起 質問する 18-3:馬定延さんから2
映像メディア学研究者の馬定延との往復書簡。馬からの二通目の手紙は、田中の近年の活動や、美術における映像表現の実践・体験・歴史について語りかける。
連載 田中功起 質問する 18-2: 馬定延さんへ1
往復書簡シリーズ、第18回のゲストは映像メディア学研究者の馬定延。今回は彼女が「質問する」手紙から始まったため、田中からの最初の手紙は、これに応答するかたちで綴られる。
連載 田中功起 質問する 18-1: 馬定延さんから1
今回の往復書簡ゲストは、映像メディア学研究者の馬定延。約1年前に彼女が書簡形式で田中を取材したことが契機になったことから、今回はゲストの馬が田中に「質問する」手紙から始まる。
連載 田中功起 質問する 17-6: 未来のあなたへ
「あいちトリエンナーレ2019」参加前後の自分自身との往復書簡。この想定で始まった今回、しかし時を超えた手紙は書かれなかった。締めくくりとなる今回は、田中が当初考えていたこと、いま考えていることを率直に綴る。
連載 田中功起 質問する 17-5:再び2019年9月9日のあなたへ
「あいちトリエンナーレ2019」参加前後の自分自身との往復書簡。前回の手紙に続き、芸術祭の一部展示中止をめぐり発足した「ReFreedom_Aichi」の記者会見直前、渦中にいる(または今も続く渦中の前半を生きる)田中功起への手紙。
連載 田中功起 質問する 17-4:2019年9月9日のあなたへ
「あいちトリエンナーレ2019」参加前後の自分自身との往復書簡。今回は、「表現の不自由展・その後」をめぐって閉鎖された展示全ての再開を目指す「ReFreedom_Aichi」が記者会見を開く直前、2019年初秋を生きる田中功起への手紙となる。
連載 田中功起 質問する 17-3:2025年4月1日のあなたへ
「あいちトリエンナーレ2019」参加前後の自分自身との往復書簡。以前その一通目を「それは、未来の誰かへの手紙でもあり得る」と紹介したが、今回、田中は新型コロナ禍のなか、実際に未来にあてた手紙を書くことを選んだ。

連載 田中功起 質問する 17-2:2019年8月19日のあなたへ
「あいちトリエンナーレ2019」参加前後の自分自身を相手に始まった、今回の往復書簡。最初の手紙となった現在の田中からの語りかけに対し、過去からの返信は届いたのか? 今回は田中が「展示の再設定」を決断する前後の日々が舞台。