橋本誠
アートプロデューサー/東京文化発信プロジェクト室
東京アートビートに愛の手を!
ARTiTさんのブログ上で書くのには少々勇気のいる内容なのですが、思い切ってエントリしてみます。
私が2005年から運営に携わっているウェブサービス「Tokyo Art Beat(TAB)」が、広告費の減収で少々苦しい状況らしく、本格的にDonationをはじめており、ご覧の皆様にもぜひいちどページをご覧いただきたいと思います。
http://www.tokyoartbeat.com/resources/doc/donations
運営に携わっているのに「らしく」と距離があるわけは、基本的には外部チームによりボランティア運営されているレビューコンテンツ「TABlog」を担当してきただけで、本体の運営には直接携わっていないからです。もちろん、本格的に美術の仕事に携わるようになってからはボード/アドバイザリメンバー的に意見交換をしたりすることもありますが。
確か2004年の春に、当時は携帯関連会社に勤めていた藤高晃右に出会って、自分がたまたま携帯に関係する展示会の企画運営に携わっていたものだから盛り上がって。秋に3人のco-fouderと20人のボランティアでサービスを立ち上げたのを聞いた時にはかなり興奮しながら利用していた覚えがあります。みんな自宅でデータを送りあったり、入力したりと完全なボランティア運営でした。
徐々に広告が入るようになってサーバー費くらいは稼げるようになって、2005年の秋、1周年を機に「TABlog」がはじまり自分も運営に加わります。翌年の春には藤高さんが思い切って脱サラして事務所を構えて営業もはじめて、この辺りからどんどんTABは面白くなっていきます。翻訳・入力のパートも置いてイベント・スペースの情報もかなり網羅的になっていきました。
TABの最も重要なコンテンツはこの膨大なイベント・スペースの情報で、稼げるようになった広告費もその多くがこの単純ながらに英語/編集/IT能力が必要とされるパートスタッフの賃金へ消えていきます。ちなみにとっても安いので、フルタイムでなく他の翻訳の仕事を掛け持ちしたりしながら頑張ってくれている人が多いみたいです。
一方、TABlogは書き手としてのクリエイティビティを発揮しつつ、基本的に楽しみながら参加できるので、変わらずボランティア運営されています。たまにタイアップ記事があって多少の編集/原稿料が発生していたりはしていますが。
自分もここでの執筆活動がきっかけになって多くの媒体から仕事をいただくようになりましたが、なんだかんだでTABは好きなときに、取り上げたいものを自由に書くことができるので、最も楽しんで取り組めていたように思います。
2007年くらいからデザイン/システムが変わったせいもあり、日本語/英語版でそれぞれ編集長を置くようになって、やはり本格的に美術の分野でも仕事をするようになっていたAshley Rawlings(現・Artasia)と一緒にこれを担当するようになりました。以降、担当業務が忙しく自分が記事を書く回数が減っていきます(汗)。
他にも、一時期はTAB Talksというトークイベントをシリーズで展開していたり、フリーペーパー「Tokyo Art Map」の発行をはじめたり(継続)、TABチームではいろいろなことに取り組んでいます。Tシャツと周年イベントも恒例ですね。
なんだかんだで新しく企画を立ち上げる人間だとか、編集者には負担が行きがちで個人的には辛い時もありますが、みんな基本は好きで関わっているし、大きな不公平感もなくいい感じで運営されてきたと思います。ちなみに、今の日本語版「TABlog」は、2008年から1年アシスタントをしてくれていた吉岡理恵さんが編集を担当してくれています。
そんなTABなのですが、現在冒頭のような状況で、TABをベーシックに支えている部分への延命措置が必要です。いろいろと経費に見直しをかけたり運営上の応急処置など対策はしているようですが、しばらくはかなり運営が厳しいようです。寄付ばかりに頼っているわけにはいかないと思いますが、真に持続可能な媒体へと成長するために、どうぞこのタイミングで応援いただければ幸いです。
http://www.tokyoartbeat.com/resources/doc/donations
--
引き続き、自分もゲストライターとして記事を寄稿していくつもりですが、何本か思い出の(?)記事をピックアップしておきます。
-恋よりどきどき-コンテンポラリーダンスの感覚
記念すべき1本目の記事
http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/2005/10/post_7.html
-取手アートプロジェクト2006
プレビューで感銘し、頑張って数日で記事を公開。これを見たBTの編集者が特集をお願いできないかと言ってきてくれた。結局取材日程が合わず別の記事になったけど(汗
http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/2006/11/2006_1.html
-DIVVY/dual プロジェクト #1 「TYPE – TRACE」
TABで展覧会「DIVVY/dual project」を企画、展示中の「Type Trace」を使って入力した記事。
http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/2006/09/divvydual_1_type_trace.html
-「ダブルキャスト」展
珍しくたくさんのコメントがついた記事
http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/2007/04/post_85.html
-SPACE FOR YOUR FUTURE
ここ最近でもっともきちんと取り組んだ記事(ずいぶん前になってしまった)
http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/2008/01/sfyf-review.html
私が2005年から運営に携わっているウェブサービス「Tokyo Art Beat(TAB)」が、広告費の減収で少々苦しい状況らしく、本格的にDonationをはじめており、ご覧の皆様にもぜひいちどページをご覧いただきたいと思います。
http://www.tokyoartbeat.com/resources/doc/donations
運営に携わっているのに「らしく」と距離があるわけは、基本的には外部チームによりボランティア運営されているレビューコンテンツ「TABlog」を担当してきただけで、本体の運営には直接携わっていないからです。もちろん、本格的に美術の仕事に携わるようになってからはボード/アドバイザリメンバー的に意見交換をしたりすることもありますが。
確か2004年の春に、当時は携帯関連会社に勤めていた藤高晃右に出会って、自分がたまたま携帯に関係する展示会の企画運営に携わっていたものだから盛り上がって。秋に3人のco-fouderと20人のボランティアでサービスを立ち上げたのを聞いた時にはかなり興奮しながら利用していた覚えがあります。みんな自宅でデータを送りあったり、入力したりと完全なボランティア運営でした。
徐々に広告が入るようになってサーバー費くらいは稼げるようになって、2005年の秋、1周年を機に「TABlog」がはじまり自分も運営に加わります。翌年の春には藤高さんが思い切って脱サラして事務所を構えて営業もはじめて、この辺りからどんどんTABは面白くなっていきます。翻訳・入力のパートも置いてイベント・スペースの情報もかなり網羅的になっていきました。
TABの最も重要なコンテンツはこの膨大なイベント・スペースの情報で、稼げるようになった広告費もその多くがこの単純ながらに英語/編集/IT能力が必要とされるパートスタッフの賃金へ消えていきます。ちなみにとっても安いので、フルタイムでなく他の翻訳の仕事を掛け持ちしたりしながら頑張ってくれている人が多いみたいです。
一方、TABlogは書き手としてのクリエイティビティを発揮しつつ、基本的に楽しみながら参加できるので、変わらずボランティア運営されています。たまにタイアップ記事があって多少の編集/原稿料が発生していたりはしていますが。
自分もここでの執筆活動がきっかけになって多くの媒体から仕事をいただくようになりましたが、なんだかんだでTABは好きなときに、取り上げたいものを自由に書くことができるので、最も楽しんで取り組めていたように思います。
2007年くらいからデザイン/システムが変わったせいもあり、日本語/英語版でそれぞれ編集長を置くようになって、やはり本格的に美術の分野でも仕事をするようになっていたAshley Rawlings(現・Artasia)と一緒にこれを担当するようになりました。以降、担当業務が忙しく自分が記事を書く回数が減っていきます(汗)。
他にも、一時期はTAB Talksというトークイベントをシリーズで展開していたり、フリーペーパー「Tokyo Art Map」の発行をはじめたり(継続)、TABチームではいろいろなことに取り組んでいます。Tシャツと周年イベントも恒例ですね。
なんだかんだで新しく企画を立ち上げる人間だとか、編集者には負担が行きがちで個人的には辛い時もありますが、みんな基本は好きで関わっているし、大きな不公平感もなくいい感じで運営されてきたと思います。ちなみに、今の日本語版「TABlog」は、2008年から1年アシスタントをしてくれていた吉岡理恵さんが編集を担当してくれています。
そんなTABなのですが、現在冒頭のような状況で、TABをベーシックに支えている部分への延命措置が必要です。いろいろと経費に見直しをかけたり運営上の応急処置など対策はしているようですが、しばらくはかなり運営が厳しいようです。寄付ばかりに頼っているわけにはいかないと思いますが、真に持続可能な媒体へと成長するために、どうぞこのタイミングで応援いただければ幸いです。
http://www.tokyoartbeat.com/resources/doc/donations
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引き続き、自分もゲストライターとして記事を寄稿していくつもりですが、何本か思い出の(?)記事をピックアップしておきます。
-恋よりどきどき-コンテンポラリーダンスの感覚
記念すべき1本目の記事
http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/2005/10/post_7.html
-取手アートプロジェクト2006
プレビューで感銘し、頑張って数日で記事を公開。これを見たBTの編集者が特集をお願いできないかと言ってきてくれた。結局取材日程が合わず別の記事になったけど(汗
http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/2006/11/2006_1.html
-DIVVY/dual プロジェクト #1 「TYPE – TRACE」
TABで展覧会「DIVVY/dual project」を企画、展示中の「Type Trace」を使って入力した記事。
http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/2006/09/divvydual_1_type_trace.html
-「ダブルキャスト」展
珍しくたくさんのコメントがついた記事
http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/2007/04/post_85.html
-SPACE FOR YOUR FUTURE
ここ最近でもっともきちんと取り組んだ記事(ずいぶん前になってしまった)
http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/2008/01/sfyf-review.html
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