ヤン・フードン展が開催中

2017年11月15日
ダン・フレイヴィンの展覧会に続き、エスパス ルイ・ヴィトン東京ではヤン・フードンの展覧会を開催します。

ヤン・フードンは、1971年、中国・北京生まれ。現在上海を拠点に活動し、中国で最も重要な現代フィルムアーティストと言われている。1990年代初頭以降、自らの芸術形式を通じ、象徴的かつ超然とした視点で現代中国社会の複雑さを探ってきた。彼の作品は、1990年代後半、中国全土にわたり開催された数々の前衛的な展覧会で紹介され、以来、世界中の主要施設でも展示されてきた。

THE COLOURED SKY: NEW WOMEN II(彩色天空 : 新女性 II) 2014年 ビデオ ・インスタレーション、カラー、音声 15分48秒 © Yang Fudong. Courtesy Fondation Louis Vuitton

画家として教育を受けたフードンは、ビデオ、映画、インスタレーション、写真など多岐に渡る作品群を生み出しており、謎めいた視覚言語を創造する。ビデオ作品の映写にマルチスクリーンを好んで用い、観る者をその世界に没入させる効果を生み出す。


THE COLOURED SKY: NEW WOMEN II(彩色天空 : 新女性 II) 2014年 ビデオ ・インスタレーション、カラー、音声 15分48秒 © Yang Fudong. Courtesy Fondation Louis Vuitton

今回、エスパス ルイ・ヴィトン東京にて展示される、フォンダシオン ルイ・ヴィトンが所蔵する詩的な作品『The Coloured Sky: New Women II』(2014年)は、今や中国の現代アートと映画を代表するアーティストとなったフードンを発見する機会となる。35mmモノクロフィルム制作を基本としたフードンの全作品の中で、この5チャンネル・ビデオ・インスタレーションは初のデジタルカラー映像作品であり、鮮烈な色使いで彼の表現様式の新たな美的展開を示す。中国と西洋両方のさまざまの時代の映画と文化を様式的に取り込む、フードンの典型的な作風的特徴が見てとれる作品である。