『フランク・ゲーリー/ Frank Gehry パリ – フォンダシオン ルイ・ヴィトン 建築展』開催中!

フォンダシオン ルイ・ヴィトンのオープニング・プログラムの一環として開催され、フランク・ゲーリーが 手掛けた同館の建築プロジェクトを紹介するエキシビションが、2016年1月31日(日)までエスパス ルイ・ヴィトン東京にて開催中です。

本展は、フォンダシオンが パリを飛び出し世界中でアーティスティックな活動を展開する『Beyond-the-Walls (壁を超えて)』 プロジェクトの一環として開催されているもので、2014 年10月から2015年2月にかけてパリ、 その後2015年夏に北京を巡回し、大きな成功を収めています。

本エキシビションでは、初期のスケッチに加えて、プロジェクトの間に製作された多くの模型も一堂に会します。これらを「敷地への融合」「プログラム分析」「プロジェクトの構想」「内部空間」「アイスバーグ (氷山)」「ガラスの帆」という6つのテーマにまとめ、建物のさまざまな側面を1つ1つ探究していきます。

ここでは光と動きに重きが置かれています。これら模型の集まりはフランク・ゲーリーのお気に入りの1つである「魚の群れ」を想起させます。また、ドローンを用いて撮影された壮大なビデオ映像により、 建物のなめらかな流動性が強調され、新しい視点からこの建物を見ることができます。これらの展示を通して来場者は、1989年に栄誉あるプリツカー賞を受賞したフランク・ゲーリーの創造的プロセスの世界を体感し、すでに21世紀を代表する建築物といえるフォンダシオン ルイ・ヴィトンの建物の起源を探求することができます。
また会場では、上記の建築構造だけでなく、フォンダシオン ルイ・ヴィトンが開館以来行ってきたアーティスティックな取り組みの数々も、映像資料などを用いて紹介しています。


[画像: ©LOUIS VUITTON / YASUHIRO TAKAGI]

フォンダシオン ルイ・ヴィトンについて
2014年10月に誕生したフォンダシオン ルイ・ヴィトンは、アメリカの著名な建築家、フランク・ゲーリーにより設計されました。パリのブローニュの森に位置する同館は、建物それ自体が「現代アートのための新たなスペース」という趣旨を表しています。あらゆる曲線と直線で構成され、かつ透明性を備えたガラス製の建物は、すでに21世紀を代表する建物として知られています。ジャンルの枠を越え年間を通じて実施されるアーティスティック プログラムには、現代アートを中心としたフォンダシオン所蔵作品からなる常設展示や、大型の企画展、ならびにパフォーマンスがあります。また、館内に併設されたオーディトリアムでは、音楽のマスタークラスやリサイタル、さらにコンサートが開催されています。

さらにフォンダシオン ルイ・ヴィトンが掲げる文化支援活動の方針に基づき、プライベートツアーや無料の「マイクロ・ツアー」、ご家族向けのアート活動、また大人から子供までお楽しみいただけるアプリをご用意し、来場者のさまざまなご要望にお応えします。
詳細につきましては www.fondationlouisvuitton.fr/en/をご覧ください。

フランク・ゲーリー / Frank Gehry
パリ – フォンダシオン ルイ・ヴィトン 建築展

会期 :2015年10月17日(土) – 2016年1月31 日(日)
会場 :エスパス ルイ・ヴィトン東京
住所 :〒150-0001 東京都渋谷区神宮前 5-7-5 ルイ・ヴィトン表参道ビル 7階
開館時間 :12:00‐20:00
休館日 :2015年12月31日は18:00閉館、2016年1月1日は休館。左記以外無休
入場料 :無料

Copyrighted Image