エスパス ルイ・ヴィトン東京では、『Le fil rouge(ル フィル ルージュ)』展が開催中です。
本展は、ミュンヘン、パリ、東京のエスパス3館において共同テーマを軸とする初のエキシビションです。それぞれの会場では異なった解釈のエキシビションが展開されています。
展示風景
© Jérémie Souteyrat / Louis Vuitton, © JASPAR, Tokyo, 2015
ガーダ・アメール《Color Misbehavior》 (2009)
© Jérémie Souteyrat / Louis Vuitton, © JASPAR, Tokyo, 2015
ミュンヘンでは刺繍をベースとしたガーダ・アメール、トレイシー・エミン、マイケル・レデッカーの作品が展示され(4月11日まで)、パリではイザ・メルスハイマー、フレッド・サンドバック、塩田千春によるサイト・スペシフィックなインスタレーションに焦点をあてています(5月3日まで)。
マイケル・レデッカー《mimicry》 (2014)
© Jérémie Souteyrat / Louis Vuitton
そして、この共同企画を締めくくる東京では、さまざまな手法・解釈の集約としてガーダ・アメール、マイケル・レデッカーによる糸の「絵画」、タティアナ・トゥルヴェによるインスタレーション、そしてハンス・オプ・デ・ベークによる新作映像が3館を結ぶ作品としてミュンヘンおよびパリにて同時上映されています。
タティアナ・トゥルヴェ《250 Points Towards Infinity》 (2009)
© Jérémie Souteyrat / Louis Vuitton, © JASPAR, Tokyo, 2015
ハンス・オプ・デ・ベーク 《The Thread》 (2015)
Still taken from the video work The Thread
Work with the support of Espace Louis Vuitton Tokyo, ©JASPAR, Tokyo, 2015
「糸」に通じる多様な作品を、ぜひご覧ください。皆様のご来場をお待ちしております。
参加アーティスト(東京):
ガーダ・アメール(Ghada Amer)
ハンス・オプ・デ・ベーク(Hans Op de Beeck)
マイケル・レデッカー(Michael Raedecker)
タティアナ・トゥルヴェ(Tatiana Trouvé)
キュレーター:
ミチコ・コウノ(Michiko Kono)
会期:2015年4月8日(水) 〜 5月31日(日)