医学と芸術展:生命(いのち)と愛の未来を探る

11月28日(土)~2010年2月28日(日)
森美術館(六本木)


ヤン・ファーブル「私は自分の脳を運転するII」2008年
医療用シリコンに塗料、ワックス、布、皮、金属 約 43 x 29 x 24 cm
Courtesy: DEWEER gallery, Otegem, Belgium
Photo Dirk Pauwels / DEWEER gallery, Belgium  © Angelos

「科学(医学)と芸術が出会う場所としての身体」をテーマにした展覧会。医学・薬学研究への助成を行っている英国のウエルカム財団の協力のもと、そのコレクションから約150点の貴重な医学資料やアート作品をお披露目し、さらに同テーマのもと、約30 点の現代アートや日本の古美術を加えて構成される。
英国ロイヤルコレクション(エリザベス女王陛下所蔵)のダ・ヴィンチによる解剖図3点も目玉のひとつだが、フランシス・ベーコンと松井冬子の絵画が隣合う光景はじめ、ゴッホ、円山応挙、黒田清輝、デミアン・ハーストなど、このような主題でなければ同じ展覧会に並ぶことは滅多になさそうなラインナップも興味深い。

詳細:http://www.mori.art.museum/
※『MAMプロジェクト010:テレルヴォ・カルレイネン+オリヴァー・コフタ=カルレイネン』も同時開催

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