「フレーム考/20M」2010 ©IMAI Norio courtesy of ART OFFICE OZASA
今井祝雄 – 余白の起源
2017年9月2日(土) -9月30日(土)
ozasakyoto
http://artozasa.com/
開廊時間：11:00-18:00
休廊日：日、月、祝
ozasakyotoでは、白のレリーフ作品を中心に、平面でありながらも空間や物質を意識させる作品を発表してきた今井祝雄の個展を開催する。
今井祝雄は、1946年大阪府生まれ。高校在学中から吉原治良 に師事し、65年に17歳で参加した具体美術協会で発表を重ねた。主にレリーフ状の白のオブジェの制作を繰り広げ、72年の解散まで全展に出品。80年以降は主にパブリックアートを手がけ、新大阪駅前、関西文化学術研究都市、京阪坂本駅ほかに彫刻、モニュメントを制作。近年の主な個展に、『今井祝雄—フレームの彼方』（2012、ギャラリーパルク、京都）、『Perspective in White』（2014、Galerie Richard NY、ニューヨーク）、『今井祝雄 Retrospective―影像と映像』（2014、アートコートギャラリー、大阪）、『Norio IMAI, (Part I) Shadow of Memory / (Part II) White Event』（2015、Galerie Richard Paris, パリ）、『今井祝雄 Time Collection』（2015、Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku、東京）『今井祝雄 Retrospective―方形の時間』（2016、アートコートギャラリー、大阪）、『白のイベント × 映像・1966-2016』（Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku、東京）など。
本展は今井にとって京都で5年ぶりの個展であり、2010年、2011年に制作された「フレーム考」シリーズ（未発表作品含む）を中心に、1971年に開催された具体最後の展覧会『具体美術小品展』での出展作も併せて展示する。そのほか1970年に制作した未発表のモノタイプのリトグラフ作品群を展示予定。
関連企画
今井祝雄 & 平井章一 ( 京都国立近代美術館 主任研究員 ) トーク
メディウムによる制作の実演
2017年9月2日(土) 16:00-18:00
「フレーム考/20M (Detail)」2010 ©IMAI Norio courtesy of ART OFFICE OZASA
「絵画または余白-B」1971 ©IMAI Norio courtesy of ART OFFICE OZASA