ミヤギフトシ「How Many Nights」展 @ ギャラリー小柳


Futoshi Miyagi How Many Nights (2017) single channel video, sound © Futoshi Miyagi / Courtesy of Gallery Koyanagi

ミヤギフトシ「How Many Nights」展
2017年7月7日(金)-8月30日(土)
ギャラリー小柳
http://www.gallerykoyanagi.com/
開廊時間:11:00-19:00
休廊日:日、月、祝、夏季休廊:8月11日−8月16日
※ オープニング・レセプション:7月7日(金)18:00-20:00

ギャラリー小柳では、自身の記憶や体験に向き合いながら、国籍や人種、アイデンティティといった主題を扱うアーティスト、ミヤギフトシの個展『How Many Nights』を開催する。

ミヤギフトシは1981年沖縄県生まれ。20歳のときに渡米し、ニューヨーク市立大学で写真を学びながら、アートブックショップのプリンテッドマターに勤務しながら制作活動をはじめる。現在は東京を拠点に活動しており、アーティストランスペースXYZ collectiveの共同ディレクターを務めている。2014年に個展『American Boyfriend: Bodies of Water』(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA、堀川団地、京都)を開催し、翌2015年には『VOCA展2015 現代美術の展望−新しい平面の作家たち』、『他人の時間』(東京都現代美術館、国立国際美術館、シンガポール美術館)、日産アートアワード2015、『愛すべき世界』(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館)に出品。昨年も『六本木クロッシング2016:僕の身体(からだ)、あなたの声』(森美術館)、あいちトリエンナーレ2016、『蜘蛛の糸』(豊田市美術館)で作品を発表している。また、美術手帖など雑誌媒体への寄稿も数多く、初の小説「アメリカの風景」を『文藝』2017年夏号で発表。同作に続く小説「暗闇を見る」を『文藝』2017年秋号にて発表する。

本展では、ミヤギが2012年から取り組む「American Boyfriend」シリーズ最新作「How Many Nights」を中心とした新作映像インスタレーションを発表する。同作は20世紀初頭から第二次大戦後にかけて生きた五人の女性たちの物語。会期中、7月29日にはギャラリー小柳にてアーティスト・トークを開催。また、東京・南青山のvoid+では7月22日に『AOYAMA Unlimited 現代アーティストと過ごす夕べ vol.1: ミヤギフトシ』、東京・駒込のKAYOKOYUKIでは7月8日から7月30日まで開催される『鈴木光 / 斎藤玲児「映像上映」』内の特別上映会(7月29日)に作品を出品している。

関連企画
アーティスト・トーク
2017年7月29日(土)18:00-20:00(受付開始:17:30)
会場:ギャラリー小柳
先着40名まで座席の予約あり(問い合わせはギャラリー小柳まで)

ブック・サイニング
2017年7月7日(土)18:00-20:00
2017年7月29日(土)18:00-20:00
会場:ギャラリー小柳
ミヤギフトシの小説「暗闇を見る」が掲載される『文藝』2017年秋号、及び関連書籍購入者にブック・サイニングを実施


Futoshi Miyagi How Many Nights (2017) single channel video, sound © Futoshi Miyagi / Courtesy of Gallery Koyanagi


Futoshi Miyagi How Many Nights (2017) single channel video, sound © Futoshi Miyagi / Courtesy of Gallery Koyanagi

AOYAMA Unlimited 現代アーティストと過ごす夕べ vol.1: ミヤギフトシ
2017年7月22日(土)
void+
http://eandk-associates.jp/20170624120453
※ 過去作品を上映

鈴木光 / 斎藤玲児「映像上映」
2017年7月8日(土)-7月30日(日)
KAYOKOYUKI
〈特別上映会〉
ミヤギフトシ、大木裕之、鈴木光、斎藤玲児、PHILIP WIDMANNの作品を上映
2017年7月29日(土)15:00-
入場無料 / 30席
http://kayokoyuki.com/jp/170708.php

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