アッセンブリッジ・ナゴヤ2017


photo|Takayuki Imai

アッセンブリッジ・ナゴヤ2017
2017年10月14日(土)-12月10日(日)
http://assembridge.nagoya/
会場:名古屋港〜築地口エリア一帯
開場時間:11:00-19:00(ただしポートビル展望室は17:00閉場・最終入場16:30まで)
休場日:月、火、水

名古屋港界隈を舞台としたクラシック音楽と現代美術のフェスティバル「アッセンブリッジ・ナゴヤ2017」が開催される。

昨年に続く開催となるアッセンブリッジ・ナゴヤ2017は、17世紀の音楽から現代の音楽まで、クラシックや現代音楽、邦楽、ジャズ、ポピュラー音楽など、時代やジャンルを超えた公演をさまざまな場所で演奏するミュージックプログラムと、昨年と同タイトル「パノラマ庭園」のもと、港まちエリアをひとつの「庭」に見立てた現代美術のプログラムのふたつのプログラムで構成されている。

アートプログラムにおいては、前述した「パノラマ庭園」というタイトルに、音楽家の一柳慧が1976年に発表したピアノ曲「タイム・シークエンス」に着想を得るとともに、時間の流れと土地や場所の関係や生成変化に焦点を当て、「タイム・シークエンス」というサブタイトルを加え、一柳の「タイム・シークエンス」に関する資料展示や演奏にはじまり、自然現象と時間や場所の関わりに言及する作品や、建築に作用する作品、名古屋港エリアを舞台とした日常の何気ない風景や人の営みをリンクさせるパフォーマンス作品などを展開する。

参加アーティストには、ベトナム・ハノイで映像作家として制作だけでなく映像製作組織の運営も手がけるグエン・チン・ティ、昨年の東京都現代美術館での特別展示も記憶に新しい豊嶋康子、港まちで実施したフィールドワークを基に、同時多発的に発生するまち中での出来事の組み合わせによって「時間」を体感する新作を発表する山城大督、昨年に続く参加となる小田桐奨と中嶋哲矢のユニットL PACK.など。会期中のイベントについては、公式ウェブサイトを参照。

「パノラマ庭園-タイム・シークエンス-」参加アーティストリスト:
朝海陽子、一柳慧、L PACK.、グエン・チン・ティ、鈴木光、小山友也、冨井大裕、豊嶋康子、野村仁、法貴信也、山城大督、ユーアン・マクドナルド

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