「ATM tempo I/II/III セロニアス・モンクに捧ぐ」エマニュエル・ソーニエ展 @ 銀座メゾンエルメス フォーラム


「Round Midnight」2016 
Photo: André Morin © ADAGP, Paris 2017 Courtesy of the artist

「ATM tempo I/II/III セロニアス・モンクに捧ぐ」エマニュエル・ソーニエ展
2017年7月14日(金)-10月31日(火)
銀座メゾンエルメス フォーラム
http://www.maisonhermes.jp/
開館時間:月~土 11:00-20:00、日 11:00-19:00(入館は閉館30分前まで)
会期中無休

銀座メゾンエルメス フォーラムでは、彫刻作品や出版活動などを通じて、様々な地理的、歴史的文脈における記憶あるいは忘却、また現代社会における人間の実存について探究するエマニュエル・ソーニエの個展を開催している。

エマニュエル・ソーニエは、1952年パリ生まれ。現在フランス(パリ)およびトルコ在住。1970年代後半より作家活動を開始し、86年のヴィラ・メディチ(ローマ)での滞在を経て、主にガラスを用いた作品で知られるようになる。主な個展に『Place blanche, Place noire』(アトリエ・ブランクーシ、ポンピドゥー・センター、2004)、『Emmanuel Saulnier / Odilon Redon』(オルセー美術館、2007)、『Black Dancing』(パレ・ド・トーキョー、2017)など。グループ展では、『Traces du Sacré』(ポンピドゥー・センター、2008)、『シンプルなかたち展:美はどこからくるのか』(ポンピドゥー・センター・メス、森美術館、2015)などに参加。また、2002年からパリ国立高等美術学校にて教鞭をとる。2010〜2014年、エルメス財団のアーティスト・イン・レジデンスにメンターとしてアーティストを推薦。

本展覧会は、今年2月にパリのパレ・ド・トーキョーで開催されたソーニエの個展『Black Dancing』から発展し、ジャズ・ピアニストであるセロニアス・モンクへのオマージュとして構想された。1963年に来日公演を行ったモンクの演奏からインスピレーションを受け、楽曲のように3つのパート(tempo I/ II/III)を組み立てている。また、さまざまな文脈において、作家活動や哲学を分かち合う親交の深いアーティストたちの作品も同時に紹介し、多様なネットワークを通じ活動を広げる現代作家のあり方に迫る。


「Place noire」2007 Photo: Sébastien Gschwind Courtesy of the artist


「Trans」2012 Photo: Tadzio Courtesy of the artist


「Trans」2012 Photo: Tadzio Courtesy of the artist


「BOIS/VOIS/SOIS」2002 Photo: Fabien de Cugnac Courtesy of the artist


©Nacása & Partners Inc. / Courtesy of Fondation d’entreprise Hermès


©Nacása & Partners Inc. / Courtesy of Fondation d’entreprise Hermès

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