レアンドロ・エルリッヒ「Cosmic & Domestic」@ アートフロントギャラリー


レアンドロ・エルリッヒ「ランドリー」2017年

レアンドロ・エルリッヒ「Cosmic & Domestic」
2018年1月19日(金)-2月25日(日)
アートフロントギャラリー
http://www.artfrontgallery.com/
開廊時間:11:00-19:00
休廊日:月
※レセプション:1月19日(金)18:00-20:00

アートフロントギャラリーでは、観客の視覚や聴覚に働きかける体験型の大規模なインスタレーションで知られるレアンドロ・エルリッヒの個展『Cosmic & Domestic』を開催する。

レアンドロ・エルリッヒ(1973年ブエノスアイレス生まれ)は、知覚や認知といった問題を扱いながら科学的実験の厳密さではなく、ユーモアとウィットに富んだねじれた空間やだまし絵のような手法を取り入れた作品を制作している。2000年にホイットニー・ビエンナーレ、翌2001年に第49回ヴェネツィア・ビエンナーレ(2005年の第51回展にも出品)に参加し、国際的な注目が高まる。以来、P.S.1(2008)や国立ソフィア王妃芸術センター(2009)での個展をはじめ、世界各地で数々の展覧会に参加。近年もカールスルーエのZKM(カールスルーエ、2015)、ラテンアメリカ美術館[MALBA](ブエノスアイレス、2015)、エスパシオ・フンダシオン・テレフォニカ(マドリッド、2017)などで個展を開催している。日本国内でも、金沢21世紀美術館に恒久作品として設置された「スイミング・プール」(2004)をはじめ、越後妻有トリエンナーレ(2006、2012)、瀬戸内国際芸術祭(2010、2013)、『反重力展』(豊田市美術館、2013)、『だまし絵Ⅱ』(名古屋市美術館、2015)などに参加。2014年には金沢21世紀美術館で日本初の個展を開催。

昨年は、今年の越後妻有トリエンナーレのための新作「Lost Winter」を完成し、先行展示を実施したほか、東京・表参道のスパイラルで開かれた『窓学展-窓から見える世界-』で新作「Winter and ladder – leaning into history」を発表。また、1995年から2017年に制作した約40点を紹介する過去最大規模の個展『レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル』が、昨年11月に開幕し現在も開催中。

本展は、アートフロントギャラリーでは2014年秋に続き2回目となる個展。体験型の大規模な作品とは異なるエルリッヒ作品の魅力を紹介する機会となる。

レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル
2017年11月18日(金)-2018年4月1日(日)
森美術館
https://www.mori.art.museum/

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