カールステン・ニコライ: Parallax パララックス @ 市原湖畔美術館


「ユニディスプレイ」2012, Photos: Axel Schneider, Courtesy Galerie EIGEN + ART Leipzig/Berlin and Pace Gallery

カールステン・ニコライ: Parallax パララックス
2017年3月18日(土)-2017年5月14日(日)
市原湖畔美術館
http://lsm-ichihara.jp/
開館時間:10:00–17:00(土日祝は延長あり・入館は閉館30分前まで)
休館日:3/21、3/27、4/3

市原湖畔美術館では、国際的に活躍するドイツ出身のアーティスト、カールステン・ニコライの個展を開催する。

カールステン・ニコライは、1965年ドイツのカールスマルクス市生まれ。大学で建築やランドスケーブデザインを学び、99年のドクメンタ10、99・01年のヴェネチアビエンナーレ参加により、国際的に活躍するアーティストとして認知されるようになる。現代アーティストとして活動する傍ら、alva noto 名義で電子音楽の分野でも国際的に活動し、日本国内での人気も高い。現在はドレスデン芸術大学で教授をつとめる。坂本龍一との共作で、映画『レヴェナント』の映画音楽を制作しゴールデングローブ賞等にノミネートされるなど、アーティストとのコラボレーションも数多く行なっている。日本国内での主な展示に、越後妻有アートトリエンナーレ(2003・2012)、横浜トリエンナーレ(2011)、札幌国際芸術祭(2014)など。2014年文化庁メディア芸術祭においてアート部門大賞受賞。

日本国内の美術館においては約15年ぶりの個展となる本展では、美術館の持つユニークな展示空間に合わせて綿密にリモデルされた作品群が発表される。18m長のプロジェクション作品や吹き抜け空間を活用したサウンドインスタレーションを含む6つのプロジェクトで構成。ダイナミックな展示によって、ニコライの持つ表現の繊細な美しさが際立つと同時に、身体に訴えかける鑑賞体験を与えることだろう。


「ヴォルケン(雲)」2013, Photos: Carsten Nicolai, Courtesy Galerie EIGEN + ART Leipzig/Berlin and Pace Gallery

関連イベント
オープニング記念レクチャー
出演:カールステン・ニコライ、畠中実(NTTインターコミュニケーション・センター学芸員)
2017年3月18日(土)14:00-16:00
会場:市原湖畔美術館・多目的ホール
参加費:1000円(入館料別途)
定員:75名
※当日は、12時東京駅出発のバスツアーを開催。詳細・お申し込みは、ウェブサイトにて。


「フェード・スチール」2006, Photos: Carsten Nicolai, Courtesy Galerie EIGEN + ART Leipzig/Berlin and Pace Gallery

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