ファッションとアート 麗しき東西交流 @ 横浜美術館


ターナー「ドレス」1870年代 京都服飾文化研究財団蔵 リチャード・ホートン撮影

ファッションとアート 麗しき東西交流
2017年4月15日(土)-6月25日(日)
横浜美術館
http://yokohama.art.museum/
開館時間:10:00-18:00 5/17(水)は10:00-20:30 (入館は閉館30分前まで)
休館日:木(※5月4日[木・祝]は開館)、5月8日(月)

特設サイト:
http://yokohama.art.museum/special/2017/fashionandart/index.html

横浜美術館では、19世紀後半から20世紀前半のファッションと美術に焦点を当て、横浜をひとつの拠点とする東西の文化交流が人々の生活や美意識にどのような影響を及ぼしたのかを紹介する展覧会『ファッションとアート 麗しき東西交流』を開催する。

明治以降の日本では、西洋からもたらされたファッションやライフスタイルが、急速に人々の暮らしに浸透していった。一方、西洋へは日本の美術品や着物が輸出され、ジャポニスムのブームが起こった。日本と西洋の双方にとって、海の向こうの人々は、美しく珍しい衣服を優雅にまとい、自分たちのものとは異なる工芸品で日々を豊かに彩る「麗しき」他者であったことだろう。

本展覧会は、横浜では初めての展示となる京都服飾文化研究財団(KCI)所蔵のドレスや服飾品約100点を中心に、国内外の美術館や個人が所蔵する服飾品、工芸品、絵画、写真など計約200点を展観する。日本と西洋が互いの装いと生活の文化をどのように受容・展開し、新しい美を見出していったかをたどる。
※会期中、一部展示替え予定


「昭憲皇太后着用大礼服」 1910年頃(明治末期) 共立女子大学博物館蔵


飯田髙島屋「室内着」 1906(明39)年頃 京都服飾文化研究財団蔵 操上和美撮影

関連イベント
シンポジウム「ファッションとアートにみる東西交流の諸相」
基調講演:
深井晃子(京都服飾文化研究財団理事/名誉キュレーター)
「ファッションとしてのジャポニスム」
発表:
1.岡部昌幸(帝京大学教授、群馬県立近代美術館館長)
  「ジャポニスムの広がり―19世紀末から20世紀の工芸・装飾美術・生活芸術」
2.周防珠実(京都服飾文化研究財団キュレーター)「輸出された室内着」
3.内山淳子(横浜美術館主任学芸員)「日本画に描かれた洋風ファッション」
2017年5月27日(土)13:30-16:30(13:00開場)
会場:レクチャーホール
定員:240名(当日12:00より総合案内にて整理券配布)
参加費:無料

講演会「日本のジュエリーの歴史と美―近代の髪飾り、帯留、指輪など」
講師:露木宏(宝飾研究家、日本宝飾クラフト学院理事長)
2017年4月22日(土)14:00-15:30
会場:レクチャーホール
定員:240名(当日12:00より総合案内にて整理券配布)
参加費:無料

ワークショップ「日本刺繍の魅力 鑑賞と創作体験」
講師:岡田宣世(女子美術大学名誉教授/客員教授)
2017年5月21日(日) 13:00-16:00
会場:市民のアトリエ、企画展展示室
対象:12歳以上
定員:16名(抽選)
参加費:2,500円(材料費込)
申込方法:ウェブサイト申込みフォームまたは往復はがきにて
申込締切:2017年5月1日(月)

※上記以外の関連イベントは、美術館公式ウェブサイトを参照。


ルネ・ラリック「チョーカーヘッド《菊》」 1900年頃 金、エマイユ h.6.3×w.9.8cm 
箱根ラリック美術館蔵 近藤正一撮影

連携イベント
美術情報センター 特別資料展示:
洋画へのまなざしを辿るー秋田蘭画研究のさきがけ『日本洋画の曙光』

2017年3月24日(金)-7月23日(日) 10:00-18:00
会場:美術情報センター
料金:無料

「大佛次郎のモダン・ライフ」写真パネル展
2017年3月25日(土)-6月25日(日) 10:45-18:00 ※5/17(水)は20:30まで
会場:Café小倉山
料金:無料

横浜美術館で音楽会 大萩康司(ギター)&小池郁江(フルート)
「ファッションとアート 麗しき東西交流」展に寄せて

2017年6月14日(水) 15:00
会場:横浜美術館レクチャーホール
料金:全席自由:Miraist Club会員 2,500円 一般 2,800円
※未就学のお子さまのご入場はご遠慮ください

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