杉戸洋「frontispiece and end leaf チリと見返し」@ 小山登美夫ギャラリー


©Hiroshi Sugito 写真:千葉小夜子 photo by Sayoko Chiba

杉戸洋「frontispiece and end leaf チリと見返し」
2017年8月5日(土)-9月2日(土)
小山登美夫ギャラリー
http://tomiokoyamagallery.com/
開廊時間:11:00-19:00
休廊日:日、月、祝

小山登美夫ギャラリーでは、近年、国内の美術館での個展が立て続けに開かれている、90年代以降の日本の現代絵画を代表する画家、杉戸洋の個展『frontispiece  and end leaf チリと見返し』を開催する。

杉戸洋は1970年愛知県生まれ。1992年愛知県立芸術大学美術学部日本画科卒業。抽象と具象のあいだを行き来する、独自の色面構成を特徴とした絵画作品を、国内外の数多くの展覧会で発表している。近年は、青木淳をはじめとする建築家とのコラボレーションも積極的に展開し、絵画空間のみならず、展覧会全体を使った表現を試みている。

近年は宮城県美術館での個展『天上の下地』、ベルナール・ビュフェ美術館での個展『杉戸洋 frame and refrain』に続き、これまでの活動を振り返りつつも新作を中心に構成した大規模な個展『杉戸洋−こっぱとあまつぶ』を豊田市美術館で開催。現在、東京都美術館で開催中の個展『杉戸洋 とんぼ と のりしろ』で、常滑のタイルを使った幅10メートル、高さ3メートルを超える新作をはじめ、絵画やドローイングなどを発表している。

小山登美夫ギャラリーでは6年ぶり7度目となる本展は、近年の展覧会の中で建築空間への関心を反映してきた杉戸が、六本木のスペースを使い、どのような展示空間を生み出すのかにも注目が集まる。

杉戸洋 とんぼ と のりしろ
2017年7月25日(火)-10月9日(月・祝)
東京都美術館 ギャラリーA・B・C
http://hiroshisugito.tobikan.jp/

開館15周年記念展『生命の樹』
2017年4月22日(土)-11月30日(木)
ヴァンジ彫刻庭園美術館
https://www.clematis-no-oka.co.jp/vangi-museum/exhibitions/851/

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