髙柳恵里 個展「事実」@ TALION GALLERY


髙柳恵里「具体的な事実」2017年 Courtesy of TALION GALLERY

髙柳恵里 個展「事実」
2017年3月12日(日)-4月9日(日)
TALION GALLERY
http://www.taliongallery.com/
開廊時間:11:00-19:00
休廊日:月、火、祝
※ オープニングレセプション:3月 12日(日)18:00-20:00

TALION GALLERYでは、日常的な事物に微細な作用を加えた作品で知られる髙柳恵里の個展『事実』を開催する。

髙柳恵里は1962年神奈川県生まれ。88年に多摩美術大学大学院絵画科を修了。90年代以降の現代美術において一般化した身近な日用品を用いる手法や、個人的な視点を重視する傾向の端緒に位置付けられながら、「やり方としては未知で手探り」「誰も別に良いとも悪いとも言ってくれない場所でやってみよう」と作家自身が形容する一貫した態度で制作活動を行なう。主な個展に『油断』(上野の森美術館ギャラリー、2014)、『不意打ち』(TIME & STYLE MIDTOWN、東京、2013)、『展示』(武蔵野美術大学美術資料図書館 民俗資料室ギャラリー、2006)、『近作展28 髙柳恵里』(国立国際美術館、2003)など。主なグループ展に『MOT コレクション特別企画 クロニクル1995-』(東京都現代美術館、2014)、『20世紀美術探検—アーティストたちの三つの冒険物語—』(国立新美術館、2007)、『MOTアニュアル1999 ひそやかなラディカリズム』(東京都現代美術館)、『彫刻の遠心力-この十年の展開』(国立国際美術館、1992)、『第10回ハラアニュアル』(原美術館、1990)などがある。

タリオンギャラリーでは初の個展となる本展では、すべて新作による立体とインスタレーションを発表。タリオンギャラリーでは、髙柳の約30年に及ぶ活動の全貌を示す初の作品集「髙柳恵里」を刊行。会期中には、髙柳のほか、東京国立近代美術館企画課長の蔵屋美香、美術批評家の沢山遼をゲストにギャラリートークを開催する。なお、髙柳は東京・表参道のMUSEE Fでも3月6日より個展を開催する。


高柳恵里作品集 表紙イメージ

関連企画
髙柳恵里作品集 関連ギャラリートーク
ゲスト:蔵屋美香(東京国立近代美術館企画課長)
沢山遼(美術批評)
髙柳恵里
2017年3月19日(日)18:00-20:00
会場:TALION GALLERY
定員:30名(予約制)
入場料:1,000円
※ 予約方法は公式ウェブサイトを参照


髙柳恵里「ミックス」2015年 Courtesy of TALION GALLERY


髙柳恵里「右へ」2011年 Courtesy of TALION GALLERY

髙柳恵里
2017年3月6日(月)-3月18日(土)
MUSEE F
http://www.omotesando-garo.com/museef/MF.html
開廊時間:12:00-19:00(最終日のみ17:00まで)
休廊日:日

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