この場所と結んだ妙。な関係 @ 守谷市民ギャラリー

この場所と結んだ妙。な関係
2017年3月10日(金)-3月12日(日)
守谷市民ギャラリー
http://www.moriya-koryuplaza.jp/gallery
開場時間:13:00-19:00
主催:アーカスプロジェクト実行委員会
展覧会URL:http://www.arcus-project.com/jp/event/2017/ev_jp170310130000.html

茨城県守谷市を拠点とするアーカスプロジェクトは、約3年にわたり守谷市周辺でワークショップを継続する大木裕之と、同ワークショップに昨年から参加している瀬尾侑之の二人のアーティストによる展覧会『この場所と結んだ妙。な関係』を開催する。

大木裕之は1964年東京都生まれ。高知県在住。東京大学工学部建築科在学中より映像制作をはじめる。日常生活と直接的に結びついた制作活動から生まれる映像作品を、国内外の数多くの展覧会、映像祭で発表している。昨年は福岡市美術館の『歴史する!Doing History!』やあいちトリエンナーレ2016に参加。

本展の基となる「〈映像作品のための連続/断続的ワークショップ〉大木裕之と過ごす私の守谷・茨城、日常的妙。」では、大木の制作活動の過程にワークショップ参加者が守谷周辺地区の「自分にとっての守谷」の案内を通じて参加。2014年から記録/記憶というテーマを足がかりに、芸術が社会の中で果たす役割の真意を獲得することを目的に2016年まで断続的に続けられた。この間、2015年9月10日には守谷市の隣の常総市で鬼怒川上流の堤防決壊が起き、このような制作過程において、大木と参加者は時に議論し、記録し、食事を共にした。

瀬尾侑之は1992年栃木県生まれ。現在、東京藝術大学大学院に在籍。写真、映像、絵画、空間と多岐にわたる媒体を用いた表現を行なう。2015年に大木とともにグループ展『デッドヘンジ/エステティック』(HIGURE17-15cas)に出品。「〈映像作品のための連続/断続的ワークショップ〉大木裕之と過ごす私の守谷・茨城、日常的妙。」に2016年より参加している。

本展では、大木が守谷・茨城を題材にした映像作品、瀬尾がインスタレーションを発表する。3月11日には、出品作家の大木と瀬尾のほか、美術評論家の松井みどり、お笑い芸人でコラムニスト、エディターのキタサヤカ、自主レーベル「とんつーレコード」を主宰するキュレーターの小山冴子、美術家で美術評論家の黒瀬陽平をゲストにトークイベントを開催する。

関連企画
トークイベント
出演:大木裕之(出品作家)
瀬尾侑之(出品作家)
松井みどり(美術評論家)
キタサヤカ(お笑い芸人/コラムニスト/エディター)
小山冴子(とんつーレコード主宰/キュレーター)
黒瀬陽平(美術家/美術評論家/カオス*ラウンジ主宰)
2017年3月11日(土)15:00-18:00
会場:守谷市民ギャラリー
予約不要

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