堂島リバービエンナーレ2015


Hito Steyerl Liquidity Inc. (2014) Image CC 4.0 Hito Steyerl. Courtesy of the Artist and Andrew Kreps Gallery, New York

堂島リバービエンナーレ2015
2015年7月25日(土)-8月30日(日)
堂島リバーフォーラム
http://www.dojimariver.com/
開館時間:11:00-19:00 入館は閉館30分前まで
会期中無休

公式ウェブサイト:http://biennale.dojimariver.com/

2009年にはじまり4度目の開催となる『堂島リバービエンナーレ2015』が、「Take Me To The River ―同時代性の潮流」をテーマに堂島リバーフォーラムで開催される。

南條史生、飯田高誉、ルディ・ツェンに続き、アーティスティックディレクターを務めるのは、2013年まで8年間にわたりブリストルの現代美術センター「アルノルフィーニ」でディレクターを務めるなど、イギリスを拠点に数多くの展覧会を手掛けてきたキュレーター、トム・トレバー。トレバーは、流動化が高まるグローバル化した現在において、人と社会との関わりにおいて固定された場所よりも、”時間の流れ”がますます重要になってきているととらえ、現代における「流れの空間性」と、そこに現れる変容と交換を探るべく、「Take Me To The River ―同時代性の潮流」を今回のテーマを掲げる。

昨年のロンドンで発表したパブリックアートプロジェクト「Spectra」が話題を呼んだ池田亮司や、現在開催中の第56回ヴェネツィア・ビエンナーレにドイツ館代表として参加しているヒト・スタヤル、PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭の記憶も新しいサイモン・フジワラ笹本晃、同時期に国立国際美術館で行なわれる『他人の時間』出品作家でもある下道基行ら国内外で活動する15組のアーティストが参加する。池田は関西の展示としては最大規模となる約22x11mのインスタレーションを展開。そのほか、メラニー・ジャクソンは座礁した大型コンテナ船をモチーフにした紙製のジオラマ的インスタレーション(予定)、フェルメール&エイルマンスはマネー経済とグローバル化したアートマーケットをモチーフとした映像作品や出版物を発表するなど、過去の3回とは異なる視点で展覧会が構成される。

参加作家:アンガス・フェアハースト、ピーター・フェンド、サイモン・フジワラ、メラニー・ギリガン、池田亮司、メラニー・ジャクソン、笹本晃、島袋道浩、下道基行、マイケル・スティーブンソン、ヒト・スタヤル、スーパーフレックス、照屋勇賢、プレイ、フェルメール&エイルマンス


Top: Aki Sasamoto Talking in Circles in Talking (2015) © Aki Sasamoto, Courtesy of Take Ninagawa, Tokyo. Photo by Kei Okano. Middle: PLAY IE: THE PLAY HAVE A HOUSE (1972) © PLAY. Bottom: Superflex Flooded McDonalds (2008) Photo by Superflex.

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