コーチ=ムジリス・ビエンナーレ2016

コーチ=ムジリス・ビエンナーレ2016
2016年12月12日(月)-2017年3月29日(水)
http://www.kochimuzirisbiennale.org/
C:スダルシャン・シェッティ
「forming in the pupil of an eye」

2016年12月12日から、南アジア最大の国際展であるコーチ=ムジリス・ビエンナーレ2016が開幕する。インド現代美術を代表するアーティストのひとり、スダルシャン・シェッティをキュレーターに迎え、「forming in the pupil of an eye」のテーマのもと、2017年3月29日まで108日間にわたって、展覧会を中心にトーク、セミナー、ワークショップ、スクリーニング、音楽イベントが開催される。

初めてのキュレーションを手掛けるシェッティは、伝統やコミュニティといったモチーフを考察しつつ、「ともにいる−コンテンポラリーでいること」という問いを中心に掲げる。インド神話から着想を得て、川が流れ、合流したり分流したりするように、芸術実践におけるさまざまな形式やアプローチの間でやりとりが生まれていくような国際展を目指し、流れ(過程)の中に位置する国際展において、展覧会の期間のみならず、会期を超えて存在するものを求めている。

参加アーティストは、アーメット・ユーグ、笹本晃、アリシア・クワデ、カミーユ・ノーメント、エリク・ヴァン・リースホウト、ガブリエル・レスター、ゲイリー・ヒル、イシュトヴァーン・チャーカーニ、カタリーナ・ズィディラー、リサ・レイハナ、パヴェル・アルトゥハメル、セルヒオ・チェフフェック、シロウス・ナマジ、山本高之、ヤーデナ・クルルカー、毛利悠子、ほか多数。

なお、4回目を迎えるスリランカのコロンボ・アート・ビエンナーレは、開催時期を2月から移すとともに開催期間を約1ヶ月に拡大して、11月25日から12月22日まで開催。スリランカや南インド出身のアーティストを中心に、「Conceiving Space」というテーマのもと、視覚芸術だけでなく、パフォーマンスや建築の要素も取り入れた展覧会が行われている。

コロンボ・アート・ビエンナーレ2016
2016年11月25日(金)-12月22日(木)
http://colomboartbiennale.com/
「Conceiving Space」

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