犬島アートプロジェクト「精錬所」から犬島精錬所美術館へ

2008年4月の開館から来年で5年目を迎える犬島アートプロジェクト「精錬所」は、来春の瀬戸内国際芸術祭2013の開幕する3月20日より、犬島精錬所美術館に名称を変更する。
犬島精錬所美術館は、近代産業遺産の銅精錬所を活用して、建築家の三分一博志と、アーティスト柳幸典の作品で構成された美術館。名称を変更することで、美術館としての発信をより強化し、継続的な運営を目指す。また、犬島「家プロジェクト」は来年3月19日まで休館し、既存の3軒のギャラリーの展示替え及び新たに2軒のギャラリーが加わる。3月20日よりアートディレクターを長谷川祐子、建築を妹島和世が担当し、名和晃平、荒神明香、ジュン・グエン=ハツシバ、前田征紀、淺井裕介がそれぞれ展示を行なう。
上記変更に伴い、犬島精錬所美術館と犬島「家プロジェクト」両施設を鑑賞できる共通チケット(2,000円)に改定される(15歳以下は鑑賞料無料)。

ベネッセアートサイト直島:http://www.benesse-artsite.jp/
瀬戸内国際芸術祭2013:http://setouchi-artfest.jp/

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