ART iT、フィスコ仮想通貨取引所と合弁会社を設立、アートの登記移転を可能とするアプリケーションを提供予定

2017年2月21日、株式会社アートイットは株式会社フィスコ仮想通貨取引所と合弁会社を設立し、同法人においてアートの登記移転を可能とするアプリケーション(仮称:registART)の提供を行なうと発表した。

フィスコ仮想通貨取引所は株式会社フィスコのグループ企業として、2016年8月よりビットコインをはじめとする仮想通貨売買のための取引所運営、仲介、ファイナンス、仮想通貨を利用した金融派生商品の開発・運用を行なっている。

「registART」は、アートの所有権をブロックチェーン上に登記し、また、その作品証明書の署名者を入れ替えることによって所有権の移転を可能とするアプリケーション。改ざん不可能な作品証明書を提供することで、証明書改ざんのリスクや贋作の流通を防ぐとともに、デジタルデータを基にした写真や映像作品のエディションごとの所有権の移転や売買を保証。また、これらの売買はフィスコ仮想通貨取引所と連携することにより、仮想通貨建てで代金の送金を行なうことが可能となる。

なお、「registART」は、テックビューロ株式会社と、国際的なブロックチェーンプロジェクトNEM(暗号通貨XEM)が提供するウォレットアプリケーション「Nanowallet」の機能として実装されている所有権移転が可能な証明書をブロックチェーン上で発行する「Apostille(アポスティーユ)」をベースに開発提供される予定。

本件に関する問い合わせ先:ART iT(info@art-it.jp

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