<高松市美術館>オランダ・エッシャー財団所蔵「エッシャーの世界」

“トロンプ・ルイユ(だまし絵)”の画家として日本でも親しまれている、20世紀オランダが生んだ鬼才の版画家、マウリッツ・コルネリス・エッシャー(1898-1972)。彼は、“変容、循環、無限、二次元と三次元の相克”といった抽象的概念をテーマに、独特の画風で数多くの作品を残し、今なお、オランダを代表する作家として高い評価を得ています。
 本展では、オランダのエッシャー財団が所有する貴重なエッシャーコレクションから厳選して、約110点の版画および約30点の資料で、エッシャーの魅力をあますところなくご紹介いたします。また、20世紀のオランダ・グラフィック界を代表するアーティストであり、エッシャーの師でもあるサミュエル・イエッスルン・ド・メスキータの作品も合わせて展示いたします。メスキータの作品を通じて、エッシャー芸術の原点が見えてくるにちがいありません。
 本展は、エッシャーの名を世界的に有名にした“トロンプ・ルイユ(だまし絵)”だけにとどまらず、そこに到達するまでの様々な表現への挑戦についても理解できる、絶好の機会となるでしょう。

【会場】高松市美術館
【会期】2016年4月23日[土]~5月29日[日]
休館日=月曜日
【開館時間】9:30~19:00(但し日曜日は17:00閉館/入室は閉館30分前まで)
*但し、日曜日及び3月26日(土)、4月2日(土)は17時閉館
【入場料】一般1000円[800円]/大学生500円[400円]/高校生以下無料
*( )内は団体20名様以上の料金、身体障害者手帳・療育手帳又は精神障害者保健福祉手帳所持者は入場無料

主催・お問合せ:高松市美術館 TEL087-823-1711
◇展覧会関連イベント等は「高松市美術館公式サイト」よりご確認ください。
http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/museum/takamatsu/index.html

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