翻訳できない わたしの言葉 @ 東京都現代美術館

自分とは異なる誰かの「わたしの言葉」を別の言葉に置き換えることなくそのまま受け取るとはどのようなことか。ユニ・ホン・シャープ、マユンキキ、南雲麻衣、新井英夫、金仁淑の5人のアーティストの作品を通じて、日本における多様な言語のあり方や、話すという行為そのものとその権利について触れつつ、「ことば」について考える。

第2回福岡アートアワード

昨年度新設した「福岡アートアワード」の本年度の受賞作家および受賞作品が発表された。大賞となる市長賞をソー・ソウエンが受賞。優秀賞にはイ・ヒョンジョンと山本聖子が選出された。「第2回福岡アートアワード受賞作品展」は、3月28日から6月2日まで福岡市美術館2階コレクション展示室で開催。

崇高さに関する抽象的な覚書 @ 広島市現代美術館

アーティストの田口和奈が着想、松原壮志朗が構成を担当する展覧会。アメリカの詩人ジョアン・カイガーの作品を基点に広島市現代美術館を含む日本国内の美術館のコレクションや日本初展示となる作品などを交えた展示内容となる。

ホー・ツーニェン エージェントのA @ 東京都現代美術館

あいちトリエンナーレや YCAM、豊田市美術館での展示の記憶も新しいシンガポール出身のアーティスト、ホー・ツーニェンの個展。これまでの歴史的探求を辿るべく、最初期の作品を含む6点の映像インスタレーションとともに、国内初公開となる最新作《時間のT》を紹介する。

ブランクーシ 本質を象る @ アーティゾン美術館

20世紀彫刻を代表するアーティストのひとりとして知られるコンスタンティン・ブランクーシの彫刻作品を主体に紹介する美術館規模では国内初となる展覧会。初期から1920年代以降の時期まで、国内外より約20点の彫刻作品を集め、彫刻家ブランクーシの歩みを辿る内容となる。

アイザック・ジュリアン「Ten Thousand Waves」@ エスパス ルイ・ヴィトン大阪

さまざまな社会正義を扱うとともに、芸術表現としての映像作品の可能性を押し広げてきたイギリス現代美術を代表するアーティストのひとり、アイザック・ジュリアンの個展。2004年にイギリス北西部で違法就労の中国人労働者23名が潮流に巻き込まれ命を落としたモーカム湾の遭難事故を題材に制作した代表作を日本初公開。

アートバーゼル香港2024

世界40カ国・地域から242軒のギャラリーが参加するアジア屈指のアートフェア「アートバーゼル香港」が3月28日から30日の3日間にわたり香港コンベンション&エキシビションセンターで開催。本年度のM+との共同コミッションプロジェクトは、ヤン・フードンが新作を手掛ける。

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第8回横浜トリエンナーレ「野草:いま、ここで生きてる」@ 横浜美術館、旧第一銀行横浜支店、BankART KAIKO、 クイーンズスクエア横浜、元町・中華街駅連絡通路

リニューアルオープンを迎える横浜美術館を中心に横浜駅から山手地区におよぶ広いエリアにて開催。また「アートもりもり!」の名称で、「野草」の統一テーマのもと、地域の文化・芸術拠点が多彩な展示やプログラムを展開する。

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