翻訳できない わたしの言葉 @ 東京都現代美術館

自分とは異なる誰かの「わたしの言葉」を別の言葉に置き換えることなくそのまま受け取るとはどのようなことか。ユニ・ホン・シャープ、マユンキキ、南雲麻衣、新井英夫、金仁淑の5人のアーティストの作品を通じて、日本における多様な言語のあり方や、話すという行為そのものとその権利について触れつつ、「ことば」について考える。

崇高さに関する抽象的な覚書 @ 広島市現代美術館

アーティストの田口和奈が着想、松原壮志朗が構成を担当する展覧会。アメリカの詩人ジョアン・カイガーの作品を基点に広島市現代美術館を含む日本国内の美術館のコレクションや日本初展示となる作品などを交えた展示内容となる。

ホー・ツーニェン エージェントのA @ 東京都現代美術館

あいちトリエンナーレや YCAM、豊田市美術館での展示の記憶も新しいシンガポール出身のアーティスト、ホー・ツーニェンの個展。これまでの歴史的探求を辿るべく、最初期の作品を含む6点の映像インスタレーションとともに、国内初公開となる最新作《時間のT》を紹介する。

ブランクーシ 本質を象る @ アーティゾン美術館

20世紀彫刻を代表するアーティストのひとりとして知られるコンスタンティン・ブランクーシの彫刻作品を主体に紹介する美術館規模では国内初となる展覧会。初期から1920年代以降の時期まで、国内外より約20点の彫刻作品を集め、彫刻家ブランクーシの歩みを辿る内容となる。

アイザック・ジュリアン「Ten Thousand Waves」@ エスパス ルイ・ヴィトン大阪

さまざまな社会正義を扱うとともに、芸術表現としての映像作品の可能性を押し広げてきたイギリス現代美術を代表するアーティストのひとり、アイザック・ジュリアンの個展。2004年にイギリス北西部で違法就労の中国人労働者23名が潮流に巻き込まれ命を落としたモーカム湾の遭難事故を題材に制作した代表作を日本初公開。

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第8回横浜トリエンナーレ「野草:いま、ここで生きてる」@ 横浜美術館、旧第一銀行横浜支店、BankART KAIKO、 クイーンズスクエア横浜、元町・中華街駅連絡通路

リニューアルオープンを迎える横浜美術館を中心に横浜駅から山手地区におよぶ広いエリアにて開催。また「アートもりもり!」の名称で、「野草」の統一テーマのもと、地域の文化・芸術拠点が多彩な展示やプログラムを展開する。

第26回中之島映像劇場「空、境界のない」@ 国立国際美術館

「美術と映像」の歴史的な変遷を探り、映像における現代の状況を考察する国立国際美術館主催の上映企画「中之島映像劇場」。第26回は、韓国国立現代美術館(MMCA)の企画協力を得て、5人の韓国系女性作家による短編作品を「境界と移動」をテーマに紹介。

日本のまんなかでアートをさけんでみる @ 原美術館ARC

2024年春夏季は「日本のまんなかでアートをさけんでみる」と題し、主に原美術館コレクションと原六郎コレクションから厳選した作品を展示。物事を捉える角度や尺度を変えれば、中心はその位置をさまざまに変化させることが可能だと捉え、中心と周縁の関係を問い直していく。

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ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?——国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ @ 国立西洋美術館

同館所蔵の作品からインスピレーションを得た新作や、美術館という場所の意義を問い直す作品などを展示。6,000点を超えるコレクションから21組のアーティストたちが独自の視点で選んだ約70点の作品も同時に公開する。

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